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先週、長野県の乗鞍高原・ルコパンを訪ねてきた。 10数年前にルコパンで共にパンを焼いていた友人が、今住んでいるフランスから一時帰国しているので、久しぶりにルコパンに行ってみないかと、誘ったのだ。 夏の乗鞍、夏のルコパン、夏が忙しいのは、人も作物も植物も虫たちも同じ、短い夏の間に一所懸命に活動し働ている、のんきな僕たちはすっかりお客さんをしてしまってピッザを食べ、ワインを飲み、夜にはバーべキューをして子どもたちは花火をして楽しんだ。 久しぶりのファミリアなルコパン、パン屋を中心に山に住む人たちとひとりひとりと近況をやりとりし、言葉を交わす。 とくに大事な話をする訳じゃない、でもことばことばの端っこに、山に住むと決めた人たちのコミニティ、絆のようなものからくる”いたわり”を感じる。 「進歩が終わった世界を、人はどう生きるのか?」 という問いが、チラシに書かれた映画がフランスからやってきているのを思い出す。 「La Vie Moderne モダンライフ」 南フランスの山間部の酪農を営む人たちを写したドキュメンタリー、 監督のドゥパルドンさんは村の暮らしを”実に現代的”という。 このグローバルな時代にあって、村の暮らし、山の暮らしは世界の最前線なのだ。 登山家でもあるルコパンのオーナーは、いつも云っていた、生活の中心は火を燃やすことなんだよ、だから石窯で薪をもやしてパンを焼くだよ、って。 今年の新年に、先のルコパンに一緒に行った友人をフランスに訪ねた時にも思った、彼らもまたサン・ピエールという小さな村で石窯に火をくべてパンを焼いているのだが、そこには牛の乳をしぼる農家があり、羊を飼う隣人がおり、彼らがそこに住む以上、サン・ピエール村は世界の中心なのだと。 「進歩が終わった世界を、人はどう生きるのか?」という問いを問い続けながら生活の工夫している人たちに連帯のエールを送りたい。 「La Vie Moderne モダンライフ」 http://www.espace-sarou.co.jp/modernlife/
by ameenstable
| 2010-07-31 10:56
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