ameen's oven

兵庫県西宮市若松町6-18
    ヴィラドコアン1F
Tel : 0798-70-8485


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ameen’s ovenのキャンドル・ナイト
たとえば電気の来ない夜、
c0167248_21444456.jpgたとえば森に迷ってたどり着いた山小屋の夜、
たとえば電燈が発明される以前の村の居酒屋の夜
たとえば目を閉じて、深く自らの闇をみつめるひとりの夜
たとえば深海に生きる生き物たちの夜
たとえばお腹のなかの赤ちゃんの眠った母と過ごす夜
たとえば火星のクレーターにしずむ夜
たとえば太陽から約155億キロメートル、海王星を過ぎた無人探査機ボイジャーの見る夜
たとえば砂漠に不時着したサン=テグジュペリの夜
たとえば電球の切れた街灯の下の小さな夜
たとえば「電気代未払いのため供給停止」と書かれた用紙が差しこまれたドアを開ける夜
たとえば6月、ホタルを見に行った君との夜


電気のない夜はいっぱいあった。

カフェの電気を消して、キャンドルを灯し、
パンやお酒を用意してお待ちしております。
ギターを持って友人も遊びに来てくれます。
どうぞ、一緒に夏至の日を迎えましょう。

6月20日 7時からぼちぼちとはじめます。
       おしまいは真夜中。
ameen’s ovenにて。


苦楽園口・夙川キャンドルナイト「光の散歩道」 http://www.palashio.com/news090612.html
by ameenstable | 2009-06-15 22:19 | イベント
さよなら、縦型ミキサー
ameen's ovenのパン作りは、生地を手でこねることから始めた。
もちろん資金がない、ということもあったが、人の手で出来ることは、できるだけ自分の手を使ってやろう!という気概があったのも確か。 昔の人はたいした設備もなく、イーストもなくおいしいパンを作っていたじゃないか、という思いもあった。2kg、3kg、4kgと捏ね、ライ麦生地なんかは泥いじりのようだった。

そのうちパンもたくさん焼くようになって、偶然見つけた古い縦型ミキサーを買った。 もう30年近く前に製造された整備もされていないミキサー、でも電気を入れて回してみるとしっかり動く。 後日、メーカーの人に、この縦型ミキサーは、ほんとに丈夫に作られていて、そうそう壊れないですよ、と聞いた。
c0167248_14162326.jpg


この年代の縦型ミキサーは、機械の構造にそって外観も設計されていて、見た目からでもここにモーターがあり、この中にベアリングがあって、このシャフトでボールが上下するのね、ここに油を差して、このハンドルを回して、、、、いかにも家内制工業時代のトップスターのような誇らしい容姿をしていた。
今年になってガタガタと振動する機械音がご近所の方宅にまで響いていることが判明、その縦型ミキサーを友人に譲り、フランス製のスパイラルミキサーを導入した。 導入だって、、、、スパイラルミキサーは静かに回る、パン生地をやさしく捏ねる、縦型ミキサーのように生地を傷めたり、叩いたりしない、とってもジェントルな奴なんだけど、、、、ameen's ovenの産業革命。

c0167248_14103995.jpg
1800年初め頃にラッダイド運動という機械打ち壊し騒動があった。
産業革命の機械化によって仕事を失った職人たちが、紡績機械や製粉機械を壊してまわったのだ。
パン屋の手捏ね職人たちも、新しくやって来たミキサーを壊して回っただろうか。
昔ながらのやり方ばかりが、職人わざで、丁寧な仕事だとか、ナチュラルだとか自然にそった仕事だとか云うつもりはないけれど、そこには非効率と時間があり、無駄といい加減さとサボリがあり、労働のなかに歌とハートがあったのじゃないだろうか。

そんなラッダイトな職人たちの気持ちが少しわかるように思う。
さようなら、縦型ミキサー。
by ameenstable | 2009-06-04 14:23