ameen's oven

兵庫県西宮市若松町6-18
    ヴィラドコアン1F
Tel : 0798-70-8485


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11月23日~25日限定:スープとおかずとパンのプレート
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あたたかいスープが恋しい季節になりましたね。

11月23日~25日の3日間限定で、美味しい季節の野菜スープを3種類ご用意します。野菜のおかずと季節のパンの盛り合わせ付きです。

夙川の桜も紅く染まりいい雰囲気。晩秋のお散歩帰りにスープとパンでほっこりしませんか?

●スープとおかずとパンのプレート 1150円
  *スープ(3種からお1つお選びください
   ・旬の野菜のミネストローネ
   ・キャベツのポタージュ
   ・呉汁風ソヤビーンスープ

  *おかず:里芋のフリッター、牛蒡とプルーンの赤ワイン煮、グリーンサラダ
  *パン:季節のパンから5種
by ameenstable | 2012-11-21 13:07 | メニュー
Stollen
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もう11月も半ば、いつもより少し早く冬を思わせる寒さがやってきました。

パン屋でもシュトレン作りが始まりました。
今の時期はバターと、ドライフルーツを漬け込んだラム酒の香りでいっぱいになります。

梱包前のシュトレンたち、これから全国へ旅立っていきます。

http://www.ameensoven.com/shop/in_season.html
by ameenstable | 2012-11-16 09:49
10月27日のイベントでご紹介したパンの詩たち
10月27日のイベントの様子はFacebookにてご紹介しております、どうぞご覧ください。
http://www.facebook.com/ameensoven


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「パンの悲劇」 友部正人

どんなに腹が減ってても
パンの匂いはまず心にしみる
空っぽの胃袋を満たす前に
心の中の空想を満たす

街に漂うパンの匂いは
行ったこともない町を思い出させる
街に漂うパンの匂いは
迷子になった誰かの記憶

橋の下のフルート吹きが
日暮れの空に音符を飛ばす
焼きあがったばかりの黒パンが
ガラスの棚に積まれていく

パン屋の前を通りかかって
思わず空想を満たしたものが
アップルパイだと寝床で気づいて
その翌日走って買いに行く

パンの匂いに出会うたびに
空腹だと思っていた人が
本当は想いが空っぽだったということに気がついて
会いたかった人のことを思い出す

パンは人の空想を満たし
パンは人の空腹も満たす
汗だくになってパンを焼くことは
あらゆる空っぽへの反逆なのだ


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In a Cafe
I watched a man in a cafe fold a slice of bread
as if he were folding a birth certificate or
looking at the photograph of a dead lover.


喫茶店で
喫茶店でぼくが見ているとある男が一切れのパンを
出生証明書を折りたたむように折り、死んだ愛人の
写真を見るように見ていた。



The Flowerburgers
Baudelaire opened
up a hamburger stand
in San Francisco,
but he put flowers
between the buns.
People would come in
and say, "Give me a
hamburger with plenty
of onions on it."
Baudelaire would give
them a flowerburger
instead and the people
would say, "What kind
of a hamburger stand
is this?"


フラワーバーガー
ボードレールは
サンフランシスコに
ハンバーガー・スタンドを開いた。
そしてパンの間に
花をはさんだ。
人が店にやってきて
言った、「ハンバーガーを
一つ、タマネギを
たくさん入れて」
ボードレールはかわりに
フラワーバーガーを出し
人々は言ったものだ、「いったい
これはどういうたぐいの
ハンバーガー・スタンド
なんだ?」


「チャイナタウンからの葉書」
R. ブローディガン(池澤夏樹訳)

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「夜明けのカフェ・オーレ」  山尾三省
フランスに行ったことがないから
本物のカフェ・オーレのことは知らない
今晩もとても寒く もうすぐ夜も明けるので
台所に行き
山羊の乳にインスタントコーヒーの粉をふりかけて カフェ・オーレを作った
とても熱い おいしいカフェ・オーレができた
山羊よありがとう
と思いながら ひとりでしみじみと飲んでいたら
眠っているはずの山羊が 山羊小屋で
ひと声 べえー と啼いた


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「雲の恋人」より  小山 伸二

世界中の数学者たちが解けない難問と格闘している
空間への哲学的アプローチが変わるかもしれない
そんな新聞記事を食卓で眺めながら
トーストを齧る朝に
台所の窓のそとでは水引草が小雨に揺れて
会えない恋人との空間を
コーヒーの香りが流れていく


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「パンのふくらみの宇宙」  ミシマ ショウジ

そらに浮かぶ気球を想像してほしい、気球はパンだと。

それらはともにふたつの基本構造をもっている、皮膜とガスだ。

気球はヘリウムガスを満たして空に浮く、
パンは炭酸ガスをはらんで大きくふくらむ。

パン酵母はパン生地の糖分を食べて、分解してアルコールと炭酸ガスを放出する。
炭酸ガスはパン生地に捉えられ閉じ込められて,パン全体をもちあげる。
酵母が活発に活動すればするほどガスは多くなり、パンはふくらみやわらかい食感になる。
パン生地のなかで酵母菌たちは生殖活動をし、ハッハッとガスを吐いているんだ。

そのハッハッのガスを閉じ込め抱えているのが、グルテンの膜。
小麦粉のタンパク質にはグルテニンとグリアジンという兄弟が住んでいる、
ここに水と時間を加えてよく捏ね上げると、
このふたりがからみあって織りあわさって、網の目状の膜をつくる、これがグルテン。
米にもソバにも、ライ麦粉にさえない小麦粉だけの得意技。
このグルテン膜がガスを大きく包みこんでいる。

活発に生きる酵母菌と彼らが出すガスをしっかりと抱きこみながらも柔軟に伸びていく膜、
ほら、それは君がふくらます風船ガムのようで、気球のようで、
大気を抱く星のようでしょう。

by ameenstable | 2012-11-02 00:43