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4月3日のナーガとボブのライブからパンのネット受付、桜の花見景気、G.W.のイベント、いろいろ報告したいと思い、書きたいと思ったこともいろいろあるのだけれど、日々のパンの世話もありどんどん流れていきました。 遠方のみなさま、申し訳ありません。こちらは、元気にやっています。
イベントなど華やかな行事があるとつい外側のことばかりに目が向くけれど、その分もうひとつ地味だけど内向きな気持ちが満たされたいという声が聞こえます。 ここ最近、カフェの黒パン文庫にやってきた新しい写真集、「トオヌップ」。 内向きな気持ちに届いたトオヌップという響きの写真集、岩手遠野地方の写真、トオ・ヌップというアイヌの言葉を写真集のタイトルにもってきたあたりに遠野に10年住むという小栗さんの視線の方向を感じます。 そしてまた、そこから「ナージャの村」という本橋さんのベラルーシのドゥヂチ村の写真集を思いだしました。 どちらの写真にも終わりゆく村、自分たちの生きた場所が終わっていくのだという自覚とともに、なおそれでもその場所で生活しようという意志が感じられます。 それは声高に表現されるものではなく、黙々と日々の生活に決意されつづけることに凄いと思い、そのことを伝ええる写真と、その彼らに対峙した写真家に敬意を覚えます。 4月3日、パン屋でナーガが朗読してくれた彼自身の詩もそのようなものであったと思います。 「”仕事とか食うとか飲むとか楽しむとか” みごとに力強く記されてはいるが 実際には 真夏の陽盛りに投げ出された飛べない蛾の羽ばたきだ おろおろすることはない 世界はもぬけのからだ ふり返らなくてもいい 心はつぎつぎに水に溶けていってしまう 出かけよう そして 旅が終わったら 美しい川のほとりで会おう」 ナーガ長沢哲夫氏は鹿児島郡十島村スワノセ島で漁師をしている、そして岩手県遠野の人々、チェルノブイリの放射能に汚染された大地のベラルーシのドゥヂチ村、そしてそして兵庫県西宮のパン屋、ameen's oven。 おろおろする心も つぎつぎとパン生地に溶けていってしまう。 ふり返らなくてもいい、パンは日々、朝からあたらしい。 love トオヌップ http://dc.watch.impress.co.jp/cda/exib/2009/03/19/10469.html ナージャの村 http://www.jca.apc.org/jcf/goods/photo02.html
by ameenstable
| 2009-05-16 22:45
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